教育担当師長からのメッセージ
病院全体で共に育とう、 育てようを目指しています。
教育の柱は「倫理・安全・看護実践」の3項目です。この3つの柱についてすべてのラダーで段階的に研修を行い、看護師としての基本を大切にしています。
その他、認定看護師による講座や、外部講師の指導のもと看護研究を軸とした論理的思考の育成などを行っています。ジェネラリストとして研鑽を積むもよいですし、専門看護師や認定看護師、教育者や看護管理者など、キャリアの方向性はたくさんあります。キャリアを進めるうちに、別の道に進んだり、戻ったりすることもあってよいのです。看護の専門性をもち、チーム医療および地域との連携のなかで役割発揮できる看護師として、伸びようとするあなたをしっかりサポートします。
立川病院の教育理念
1.看護倫理に基づき、患者中心の思考と行動ができる人材を育成する
2.専門職として自律性を持ち、質の高い看護を提供するために、研鑽し続ける人材を育成する
キャリア・ラダーシステム
キャリア・ラダーシステムは、立川病院の看護職として求められる実践力について、同僚、上司と共にできていることを客観的に振り返り、さらに成長をめざし、目標を見いだすためのシステムです。新人からレベルⅣまで、自律して自己成長のためのキャリア開発を主体的にすることが求められます。個人の目標と組織の目標を連動し、自己実現できるよう教育体制を整えています。
専門・認定看護師資格取得支援制度
在職し、給与を受けながら資格取得を目指す制度が用意されています。また、資格取得後に、学費等の一部を病院が助成します。
キャリア・ラダーシステム
立川病院には、専門・認定看護師としてキャリアアップを図りたい方に、経済的支援を含め、安心して学業に専念できる制度があります。現在14名が専門性の高い分野で自己実現しつつ、活躍の幅を広げており、病棟の中で実践モデルとしても活躍しています。
多くの仲間や様々な専門チームとともに質の高い患者中心の医療を実現
私は、病棟で働きながら認定看護師として院内の褥瘡ケアやストーマケア、排泄ケアに関する実践、指導、相談を行っています。当院は、個々のスキルアップを支援するとともに、様々な専門チームによりチーム医療を実現しています。チームと連携を図ることで、より自分の専門性が活かされ質の高い患者中心の医療ができる、と実感しています。
Nさん皮膚・排泄ケア認定看護師 6S病棟
抗がん剤治療を受ける患者を支える
近年外来通院で抗がん剤治療を受ける患者さんが増えています。外来で治療をすることのメリットは通常の日常生活ができる、仕事などの社会生活が続けられる事などです。しかし入院での治療とは違い、体調に異変を感じた時にすぐに医療従事者に相談できない、相談のタイミングが分からないということが起こり、有害事象(抗がん剤の副作用)への対応が遅れる恐れがあります。がん化学療法看護認定看護師は患者が安心して通院治療を継続できるように専門的知識をもとに抗がん剤投与中の安全を確保し、どのような生活を送ればいいのかという事をその方の生活環境に合わせて具体的に説明し、患者一人ひとりの生活が、本人の希望するものとなるように心がけています。
Oさんがん化学療法認定看護師 6S病棟
お問い合わせは随時
受け付けていますINQUIRIES ARE ACCEPTED FROM TIME TO TIME
当院看護部への資料請求依頼、病院見学・インターンシップ、採用希望される方はメールフォームからお問い合わせください