立川病院

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診療受付時間
8:15〜11:30入口は8時開錠になります
休診日
第1・3・5土曜、日曜
祝日、年末年始
外来予約
042-523-3856(初診予約・予約変更)

がん化学療法センター

化学療法センターの特徴

外来化学療法センターは16床のベッドとリクライニングシートからなり、パーソナルスペースが十分に確保できます。

抗がん剤の調剤について

外来化学療法室内の一室に安全キャビネットが設置してあり、薬剤師が万全の体制で抗がん剤を作成しています。

看護体制

がん化学療法看護認定看護師中心に担当看護師一丸となり患者さんのサポートをしています。

がん化学療法看護認定看護師から一言
患者さんが安心して通院治療を継続できるように専門的知識をもとに抗がん剤投与中の安全を確保しています。また、どのような生活を送ればいいのかということをその方の生活環境に合わせて具体的に説明し、患者さんひとりひとりの生活が本人の希望するものとなるように心掛けています。

トレーシングレポート

当院では患者さんに安全かつ質の高いがん化学療法を提供するため、保険薬局との連携を強化し、がん化学療法のトレーシングレポートを導入しております。

外来化学療法担当薬剤師が医師へ情報提供、保険薬局へのフィードバック等に積極的に関与しています。緊急性を要さない服薬状況などに関する報告や処方内容に関する提案はトレーシングレポートをご活用下さい。

トレーシングレポート(PDF)

キャンサーボード

「キャンサーボード」とは手術、放射線療法及び化学療法に携わる専門的な知識及び技能を有する医師や、その他の専門医師及び医療スタッフ等が参集し、がん 患者の症状、状態及び治療方針等を意見交換・共有・検討・確認等するためのカンファレンスと定義されています。

当院では各診療科ごとに定期的にカンファレンス形式で開催しています。

開催予定はこちらをご確認ください(院外の方の参加も可能ですので、各担当部署にご相談ください)

がん診療連携手帳

「東京都医療連携手帳」とは、下記疾患について手術・治療を行った専門病院(立川病院)とかかりつけ医が役割を分担して、専門的な医療と総合的な診療を患者さんに提供することによって、切れ目のない治療を行うためのものです。
がん治療医と、生活を含め患者を全般的に診ているかかりつけ医が、治療状況や病状を共有することはがん診療において非常に重要です。 手帳については担当医へご相談の上「東京都医療連携手帳」をご活用ください。

対象疾患:肺がん、乳がん、大腸がん、胃がん、肝がん、前立腺がん

がんと検査

腫瘍マーカー検査について

悪性腫瘍から高い特異性をもって産生されるタンパク質で、それらの血液や尿中の濃度を調べることで腫瘍の有無や、部位の診断の補助に用いられ、がんなどの早期発見や、治療を行う上での経過観察などにも役立ちます。
注意点として、偽陰性、偽陽性の場合もあり、診断の確定にはなりません。あくまで、診断の補助ということになります。

生理機能検査について

肺や心臓、脳などの動きを波形や数値で観察したり、内臓を超音波で画像にして観察したりする検査のことです。代表的なものは、心電図、超音波、呼吸機能、筋電図、脳波などがあります。

超音波検査(エコー検査)は体に影響はありますか

耳で聞こえない高周波の音波をあてて、臓器や組織からの音波の反射を画像にしてみています。音波を用いて検査を行うため、通常は人体に影響はありません。妊婦さんの赤ちゃんの観察などにも用いられています。

がんに罹患した患者さんが行う生理機能検査について

手術や化学療法・抗がん剤投与前には、治療によりいろいろな臓器に影響が及ぶことがあるため、事前に心電図検査や肺機能検査、超音波検査を行うことが多いです。手術や化学療法が可能かどうかの検討が行われます。また、その治療効果を検討するため、治療中に定期的に超音波検査などが予定されることがあります。同様に術後も、再発や転移などがないか経過観察します。

手術や化学療法・抗がん剤投与前には、まず心電図検査や肺機能検査を行うことが多いです。麻酔が必要となる手術や抗がん剤投与においては体に負担がかかることが予測されるため、予め心臓と肺の機能を調べるために必要となります。

腫瘍性病変がある患者さんでは、術前検査として各領域の超音波検査(腹部・乳腺・甲状腺など)を行います。抗がん剤を投与されている場合は、腫瘍の大きさ・数・性状に変化がないかを検査します。腫瘍切除術後では、再発や転移がないか検査し経過観察していきます。心毒性の可能性がある抗がん剤を投与されている場合は、心臓超音波検査で心機能を定期的に評価し、心臓全徴候の早期の指摘や治療効果判定を行っていきます。

心電図検査
肺機能検査
超音波検査

がんと循環器疾患

がんと心臓病

薬物療法の副作用として心臓の機能が低下することがあります。
抗がん剤治療(化学療法)により心筋が障害され、心不全が生じる場合があります。以前から抗がん剤の中でも最もよく使われてきたアントラサイクリンには強い心筋障害作用があり、投与量に十分気を付けねばならないことはよく知られていました。さらに分子標的薬と言われる新しい抗がん剤にも、それぞれ異なる心毒性や血管毒性があることが分かってきました。
このため、がんの治療を安全に進めるために、当院では、がん治療医と循環器医が連携してがん診療にあたっています。

がんと血栓症

がん患者の死因の9%が血栓塞栓症といわれています。
がんそのものによる血栓が形成されやくなるという病態もあり、診療のおいては、手術時の静脈血栓、 化学療法による副作用としての血栓症、点滴のカテーテルを原因とした血栓症のなどのリスクが生じます。
当院では、がん治療中の血栓症予防につとめ、安全に診療が進められるようにしています。また、血栓症発症時には迅速に治療を開始しています。