腎臓内科とは
腎臓は「尿を作り水分や老廃物を排泄する」「血圧や骨代謝など体内バランスを保つ」役割があります。腎臓に関するトラブルを扱います。
以下の腎疾患を幅広く診療しています
・血尿、蛋白尿などを契機とした腎疾患の拾い上げ、原因診断
・高血圧症、電解質異常の原因精査、加療
・急性腎障害、慢性腎臓病症例に対する原因精査、進展抑制のための治療
・末期腎不全に対する腎代替療法の提示ならびに導入
・血液透析、腹膜透析患者様における各種対応
代表的な疾患と症状
代表的な症状
- 尿蛋白陽性・尿潜血と尿蛋白陽性
- クレアチニン(Cr)上昇、eGFRの低下
- むくみ
- 尿の泡立ち
- 尿量の低下
代表的な疾患
- 慢性腎障害
- 慢性腎臓病とは、「腎臓の障害」もしくは「腎機能低下」が3か月以上持続している状態の総称です。「腎臓の障害」とは「蛋白尿」や「腎形態異常」を指し、「腎機能低下」とは「糸球体濾過量 60ml/min/1.73㎡未満」を指します。
- 急性腎障害
- 急性腎障害とは、数時間~数日の間に急激に腎機能が低下する状態です。尿から老廃物を排泄できなくなり、さらに体内の水分量や塩分量など(体液)を調節することができなくなります。腎生検などを含め、各種精査し加療を行います。
- ネフローゼ症候群
- 尿蛋白がたくさん出てしまうために、血液中の蛋白が減り、むくみ)が起こる疾患です。ネフローゼ症候群には、腎臓疾患が原因となる一次性ネフローゼ症候群と、全身の病気(糖尿病など)が原因となる二次性ネフローゼ症候群があります。
- 末期腎不全
- 末期腎不全となった場合、「腎代替療法」とよばれる「腎臓の代わりをする治療」を行うこととなります。腎代替療法には、て透析療法と腎臓移植の二つがあります。透析療法には血液透析と腹膜透析があり、腎臓移植には生体腎移植と献腎移植があります。
当科の特長
- 1.腎疾患に対する、丁寧かつ迅速な対応を重視しています
- 患者様の症状や症候ならびに検査結果を踏まえて、その緊急度や対応方法を丁寧に判断し、必要な対応をスピーディーに行うことを心がけています。
- 2.腎代替療法への支援を重視しています
- 末期腎不全の患者様が腎代替療法を受けるうえで、選択の支援を重視しています。透析看護認定看護師を中心に「療法選択外来」を実施しています。当院では血液透析、腹膜透析両方対応しております。腎移植を希望する場合、適切な施設へ紹介します。
- 3.総合病院ゆえに可能な、多角的な対応をしています
- 透析実施患者様含め慢性腎障害患者様に対して、合併症に対する多角的対応をしながら、腎疾患についても対応することができます。
外来担当表
2024年11月 1日 現在
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 第2.4土曜日 | |
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午前 | 押田 | 安田(格) 11/5休診 |
五十嵐 | 安田(麻) | 二木 | |
午後 | 押田 | 安田(格) 11/5休診 |
熊谷/鹿浦 | 二木 |
横スクロールでご確認ください
紹介状をお持ちの方は初診でも予約をとることができます。詳細はこちらからご確認お願いします。
外来予約センター(電話番号:042-523-3856)にお電話下さい。
スタッフ
- 二木 功治腎臓内科部長/透析センター長
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- 資格
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- 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・指導医
- 日本腎臓学会 腎臓専門医・指導医
- 日本透析医学会 透析専門医・指導医
- 日本医師会 認定産業医
- 緩和ケア研修会受講修了
- 安田 格医長
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- 資格
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- 日本内科学会 総合内科専門医
- 日本腎臓学会 認定指導医・専門医
- 日本透析学会 透析専門医
- 日本内分泌学会 内分泌代謝専門医
- 押田 卓磨医員
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- 資格
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- 日本内科学会 認定内科医
- 日本透析医学会 専門医
- 緩和ケア研修会受講修了
- 熊谷 光祐医員
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- 資格
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- 緩和ケア研修会受講修了
- 鹿浦 直樹医員
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- 資格
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- 緩和ケア研修会受講修了