当科について
リハビリテーション専門医を中心に、PT8名・OT4名・ST3名(内非常勤1名)の計15名が在籍。急性期病院として入院早期から介入し、患者さんの機能回復と社会復帰を支援しています。
当科の特徴
専門資格を有するスタッフによる質の高い医療を提供しています。認定理学療法士(脳卒中2名・循環器1名)・心臓リハビリテーション指導士(2名)・心不全療養指導士(1名)三学会合同呼吸療法認定士(4名)・がんのリハビリテーション研修終了(11名)などの資格を有した専門職が働いています。
急性期からの早期リハビリテーションを提供するため施設基準としては、脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ・心大血管疾患リハビリテーション料Ⅰを始め、各区分におけるリハビリテーション料Ⅰを算定しています。また、がん患者リハビリテーション料や摂食機能療法なども算定しています。
診療内容
急性期病院としての機能を有しているため、多くの疾患を入院当初より介入します。疾患別に代表的なところでは下記の様になります。
- 整形外科(運動器)疾患:四肢はもちろん脊柱疾患や整形的な腫瘍術後の方、術前より介入する事もあります。理学療法としては、股関節疾患から足指まで骨折・変形などの疾患まで幅広く業務に当たります。また、膝や足首に関しては、外来まで関わることが多く、継続的に疾患を見ることが出来ます。作業療法としては、手の骨折の方も多いのが特徴です。
- 脳血管疾患リハ:脳卒中を中心に、パーキンソン病・ギラン・バレー症候群・髄膜炎・視神経脊髄炎などの神経疾患を入院時より介入しています。
- 呼吸器リハ:肺気腫・肺炎・間質性肺炎などを中心に、呼吸指導・6分間歩行検査・在宅酸素の導入まで関わっています。
- 心大血管リハ:心筋梗塞(カテーテル治療後)・心不全を中心とした循環器疾患に関わります。病態の変化に応じて対応を変化させることが求められるため、循環器医とのカンファレンスを頻繁に開催し主治医との密な関係を構築しています。
- がんリハ:がん拠点病院として機能しています。消化器系・血液内科系等を始め、前立腺癌術後の骨盤底筋体操の指導まで様々な対応を行っています。外科的術後の方や化学療法後の緩和ケアに至るまで幅広く関わっています。
チーム医療・地域連携
病棟カンファレンスや循環器医との定期カンファレンス、入退院支援センターとの協働を通じて、安全で効果的なリハビリテーションを提供しています。
- 入院が事前に予定されている方には、入退院支援センターと協力し"入院中に生じる二次的転倒予防への評価・指導・対策"なども実施しています。
- 患者支援として、がん家族会や認知症家族会・糖尿病教室などへも関わっています。
教育体制
新人教育プログラムを整備し、脳血管・運動器・呼吸器・循環器領域を体系的に学べる環境を提供しています。手術見学や医師による講義、多職種教育も実施しています。
患者1人に対し、"しっかり時間を取ってリハを行って頂きたい"と考えおり、1回のリハ時間を2.0単位に近づけられるよう、配慮いたします。
セラピストの構成
当院のセラピストの年齢構成は、20代:2名 30代:6名 40代:3名 50代:4名 となっており、平均:41.7才です。
また、入職後の在籍年数ですが、多くの方が5年以上在籍しており、働きやすい職場環境を表しています。

メッセージ
『急性期より、チーム医療としてのリハビリテーションを』目指しています。探求心を持ち、多職種と協力しながら患者さんのために行動できる方を歓迎します。
リハ医の声)
急性期病院では早期介入がその後の回復や治療に大きく影響するため、当科スタッフの果たす役割と期待は年々大きくなっています。回復期病院に比べるとリハスタッフ数は少数精鋭となっていますが、やり甲斐を持って一人一人力を発揮出来る職場作りを現在進行中です。当科のスタッフ募集は不定期ですが、興味を持って頂けた方は見学・説明会に起こし頂ければと思います。
新人さんの声)
当院には経験豊富な先輩方が多く在籍しており、分からないことや不安なことがあればすぐに相談できる環境があります。先輩方が見守ってくださるため、安心して業務に取り組むことができています。また、患者さんへの介入後にフィードバックをいただける機会も多く、日々学びながら成長できる環境だと感じています。 また、様々なカンファレンスに参加できる機会があるため、多職種連携を実際に学びながら、各職種の考え方や専門的な知識に触れることができます。新人研修では、看護師の方々と一緒に学ぶ機会があり、職種を超えた同期とのつながりができることも嬉しい点です。病棟で顔を合わせた際に声をかけてもらえることもあり、心強く感じています。 急性期病院のため患者さんの入れ替わりが早く、大変さを感じることもありますが、その分多くの疾患や症例を経験でき、毎日新しい学びがあります。幅広い経験を積みながら知識や技術を身につけたい方には、とても良い環境だと思います。
他職種の声:整形外科病棟師長)
整形外科において、主に運動器疾患においてリハビリテーションスタッフの方々と連携し、日常生活動作の習得や、先の生活を見据えたリハビリ介入を行っていただいています。毎週月曜日には、整形外科医師、病棟看護師とのリハビリカンファレンス、毎週火曜、金曜日においては病棟において看護師、退院調整看護師、MSW とともに他職種カンファレンスを実施し、リハビリの進捗状況、患者さんの情報共有を行い、他職種との連携が図れています。週末等リハビリ休訓時においても、病棟スタッフと連携し病棟リハビリを円滑に実践し、リハビリが滞らないよう協働を進めてくれています。立川病院のリハビリテーションスタッフは患者中心を考え支援されています。患者さんの今後の生活支援において、リハビリテーションの方々からの介入は不可欠であり、頼もしい存在です。
リハビリテーション科の 退院先実績 / 疾患別患者割合
2025.7 月の新患の人数 入院226人 外来28人
疾患別割合: 運動器:80人 脳血管:17人 呼吸器:51人 がん:59人 心大血管:16人 廃用症候群:3人
年間平均 患者1人あたり 1.43単位




