緩和ケア科Palliative Care

緩和ケア科とは

緩和ケアとは、がん患者さんの苦痛を取りのぞき、患者さんとご家族にとって自分らしい生活を送れるようにするための医療です。緩和ケアは、がんの治療中からどの施設でも受けられます。

がん診療を受けている患者さんのつらさを和らげられるよう、緩和ケアチームが診療を行っております。がんと診断されたときからの、からだのつらさ、こころのつらさ、社会的な困りごと、スピリチュアルな苦痛といった全人的苦痛の緩和が目標です。

がんと診断された時: がん治療が始まりますが、痛み等の症状による体力の消耗を防ぐことで、がん治療に取り組む力がわいてきます。痛みが強い時には適切に鎮痛薬を使用し痛みを和らげるようにします。

がんが進行してきた時: がん治療が困難となった場合でも自分らしい生活ができるように様々なサポートをします。今後どこで過ごしたいかなどの療養場所の選択の相談もお受けします。

がん以外の病気: 心不全、神経難病、腎不全など命に関わる病気の治療を受けているかたも緩和ケアが必要と考えています。がんのかたと同じように緩和ケアを受けることができます。

緩和ケアはチームでおこなっています: 医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、栄養士、リハビリスタッフなどです。それぞれ得意分野がありますので、それを生かし全員一丸となって困っている事の解決のお手伝いをいたします。難治性の疼痛に対しては神経ブロック等の対応も実施しています。

2024年5月 1日　現在

	月曜日	火曜日	水曜日	木曜日	金曜日	第2.4土曜日
				秋山

横スクロールでご確認ください

※緩和ケア科外来は診療棟2階緩和ケア室での受診となります。

秋山　芳伸副院長／診療部長／外科統括部長／血管外科部長／緩和ケア科部長／地域医療連携ｾﾝﾀｰ部長

資格

緩和ケアについて知りたい・相談したいことなどありましたら、担当医へお伝えいただくか、「がん相談支援センター」へお問い合わせください。
他院でがん診療を受けているかたの相談も受け付けています。相談内容によって、緩和ケアチーム医師や看護師、ソーシャルワーカーなど、多職種にて対応いたします。