立川病院

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診療受付時間
8:15〜11:30入口は8時開錠になります
休診日
第1・3・5土曜、日曜
祝日、年末年始
外来予約
042-523-3856(初診予約・予約変更)

眼科とは

眼科では眼球や瞼(まぶた)を含む目の病気の診断、治療を行います。眼科疾患は生命にかかわることはほとんどありませんが、眼科疾患によって引き起こされる視力低下は、生活の質(QOL)を大きく損ないます。

当院での手術治療は、白内障、黄斑前膜、糖尿病網膜症、網膜剥離、緑内障などが中心です。白内障手術や硝子体手術は入院手術で行っており、全身疾患のある方でも安心して手術を受けていただけます。日帰り白内障手術には原則として対応しておりません。手術の基本方針として、ていねいに行うことを心がけています。

代表的な疾患と症状

代表的な症状

  • 視力が落ちる、目がかすむ
  • ものがゆがんで見える
  • ものが飛んで見える(飛蚊症)
  • 視野が欠ける

代表的な疾患

白内障
白内障とは目のなかの水晶体が濁る病気で、目がかすむ、まぶしいなどの症状があらわれます。日常生活に不自由を感じられるようになってから治療を受けていただくことが一般的です。手術を受けられた方の多くは、視界がクリアになったと喜ばれております。
黄斑前膜
「ものがゆがむ」症状を引き起こす病気の一つで、視力に大切な黄斑(おうはん)に薄い膜が張ってしまう病気です。日常生活に不自由を感じられるときには治療(硝子体手術)が勧められます。軽症にとどまるときは経過観察のみで治療は必要ありません。
糖尿病網膜症、糖尿病黄斑浮腫
糖尿病網膜症では高血糖の持続により網膜の毛細血管がもろくなり、血液の流れが悪くなってしまった結果、眼底出血や黄斑浮腫、網膜剥離などが引き起こされます。進行度に応じて適切な治療(レーザー治療、硝子体内注射、手術)を提案させていただきます。
加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症
加齢黄斑変性や網膜静脈閉塞症により網膜にむくみ(浮腫)が生じたときには抗VEGF療法(硝子体内注射)の適応となります。放置すると視力低下やゆがみの症状が進むことが多いため、早期発見と早期治療が大切です。
網膜剥離
網膜剥離とは、眼球の内側にある網膜が剥がれてしまう病気です。初期の症状として飛蚊症や光視症が自覚されることがあります。網膜剥離は放置すると失明する恐れがあり、主な治療法は手術(硝子体手術・強膜バックリング手術)となっています。
緑内障
緑内障は視神経に障害が起こり、視野が狭くなる病気です。60歳以上の10%以上が罹患している病気で、日本国内において失明原因の第1位となっています。早期に発見して適切に治療をすすめることが大切で、眼圧を下げる目薬や手術などで治療を行います。

当科の特長

1.白内障手術
当院では精度の高い眼内レンズ計算式を取り入れ、裸眼視力の向上につとめております。眼内レンズは単焦点眼内レンズが中心となりますが、乱視を軽減するトーリック眼内レンズや、保険診療で使用可能な2焦点眼内レンズに対応しております。
2.硝子体手術
黄斑前膜、糖尿病網膜症、網膜剥離、硝子体出血、黄斑円孔をはじめとする網膜硝子体疾患に対して極小切開硝子体手術を行っております。当院では痛みの少ない局所麻酔(経テノン球後麻酔)を導入し、患者さんの負担の少ない治療を心がけております。
3.緑内障手術
複数の緑内障の目薬を使用しても眼圧が十分に下がらないときには緑内障手術(濾過手術、チューブシャント手術)を行っております。

外来担当表

2024年5月 1日 現在

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 第2.4土曜日
初診
(C3)
森川
[眼]
横溝
[眼]
畠山
[眼]
内田
[眼・網]
横溝
[眼]
交代制
再診
(C4)
畠山
[眼]
内田
[眼・網]
横溝
[眼]
畠山
[眼]
森川
[眼]
交代制
午後 手術日 手術日 手術日 検査日

横スクロールでご確認ください

[眼]眼科一般 / [網]網膜

スタッフ

内田 敦郎部長
資格
  • 日本眼科学会 専門医・指導医
森川 幹郎医員
資格
  • 日本眼科学会 専門医
  • 東京都難病指定医
  • 身体障害者福祉法第15条第1項の認定
  • 緩和ケア研修会受講修了
横溝 真由美医員
資格
畠山 知佳医員
資格

メッセージ

眼窩・涙器疾患および角膜疾患で手術適応の場合には対応できないことがあります。これらの手術が必要と考えられるときには、専門施設(慶應義塾大学病院、杏林アイセンターほか)にご紹介させていただきます。